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オクリンクプラス 中1道徳「違いを乗り越えて」

今回は道徳の授業でのオクリンクプラス活用事例を紹介したいと思います。

 

「違いを乗り越えて」という教材は、インドネシア人をホームステイとして受け入れた家庭での、インドネシア人と日本人中学生の話です。

日本とインドネシアの食文化の違いから起こる出来事が描かれています。日本人は生魚を食べるが、インドネシア人は食べません。また、日本人はそばをすすって音を立てて食べますが、インドネシア人はそれは行儀が悪いとみなします。音を立ててそばを食べる「私」の姿にAは気分を害してしまいます。

 

主人公の「私」はどうすべきだったのか等について考えることで異文化を理解することを目的としています。

 

読み物教材ですが、まずは教科書を開かずに、本文を聞かせることにしました。その中で印象に残った箇所を1つ選ぶように指示を出しました。

 

印象に残った箇所をオクリンクプラスで以下のカードに書いて、みんなのボードに送らせました。

 

 

このカードは4人1組からなる班で、それぞれが共同編集で自分の印象に残った箇所を書けるようにしています。

こうすることで互いの考えを一度に見ることができます。また、他の班のボードに行くことで、クラス全員の意見を参照することができます。

 

 

班のメンバーや他の班のメンバーの意見を見て、同じ意見をもっている人や異なった意見をもっている人を簡単に探すことができました。

 

 

 

このあとは比較的記述が多い班のカードをキーワード集計して、それを参考に発問をしていき、議論を深めていきました。

 

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