オクリンクプラス 中1英語 英会話・英作文×生成AI
オクリンクプラスと生成AI(スタディポケットとChatGPT)、英語AIアプリケーションWorldClassroomを活用した実践例の紹介です。
まずは生成AIのスタディポケットと2分間、What do you usually have for breakfast?というテーマについてそれぞれの端末で英会話をしました。
続いて、英会話の中で出てきた良い表現をオクリンクプラスでみんなのボードに提出しました。
お互いのカードを相互参照し、いいと思ったものにリアクションをつけてもらいました。
色をつけたり、絵を挿入するなど、工夫に富んだカードが見られました。
少しずつオクリンクプラスの使用にも慣れてきたようです。
いちばんリアクションの多かったものを全体に紹介し、全員で音読しました。
その後にAIではなく、クラスメートと同じトピックで再度英会話を行いました。
この方法は以前も行いましたが、他者の発話を見ることで自分の英会話にも活かすことができ、発話量や語彙使用が明らかに向上しました。
本時の展開では、学校のお気に入りの場所について作文をしました。
作文を書けた人は予め共有しておいたChatGPTのリンクから英作文添削をさせました。
ChatGPTは登録せずに使用することができ、プロンプト入力済みの会話を共有することができるので便利です。
この方法で自分で添削をさせると、生徒からの些細な英語に関する質問が大幅に減り、本当に支援を必要としている人のサポート時間を多くとることができました。
作文の添削を受けて、最終的に完成した人はWorldClassroom上で作文を入力しました。
また同時にオクリンクプラス上のみんなのボードにも提出させ、作文を書き進めることのできない人の参考になるようにしました。
WorldClassroomでは自分の入力した文章を読み上げてもらえるため、個別に音読練習をすることができます。
また、音読するとスコアが表示されるため、満足がいくまで練習するようにしました。
これは普段から教科書本文の音読でも行っているものです。
音読練習が十分にできた人は、最後に動画を提出させました。
オクリンクプラスを使って相互参照したり、生成AIを使って英作文の添削をさせることで、生徒は自分のペースで無理なく英作文を完成させることができていました。
自分に必要なサポートもICT機器や教員から受けることができ、少しは個別最適な状態で進めることができました。