ミライシード先生ラボ

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岩崎幸一
2024/08/22 16:38

ちょいシード【オクリンク】 4年 音楽 旋律の特徴を感じ取ろう「白鳥」(サン=サーンス)

4年 音楽 ♪組曲「動物の謝肉祭」から「白鳥」(サン=サーンス)での実践です。

 

最初に「これからフランスのサン=サーンスという人が作曲した♪組曲「動物の謝肉祭」の中から「白鳥」という曲を聴きます。」と言って全曲を聴かせます。(1回目)

 

曲が終わったら「さて、どんな楽器を使って演奏していたのでしょう?」と問うと、

「ピアノとバイオリンのような楽器」という答えが多く返ってきたので、「チェロ」について補足説明をしました。

 

次にオクリンクでカードを送りました。

「もう一度曲を聴かせますが、2つの楽器はそれぞれ何を表しているのでしょう?」と追発問をしました。すると、子どもたちは自分たちなりにイメージを膨らませて曲を聴いていました。(2回目)

さらに「もう一つ、みんなに考えてもらいたいことがあります。」と言って次のカードを示しました。

「この曲の中で、白鳥が大きく羽を広げたのはどのあたりだろう?」

「スタートと同時にストップウォッチを動かしますので(  )分(  )秒ぐらいかを聴き取ってください。」と言って曲を流しました。(3回目)

 

子どもたちは目を閉じて静かに音楽に耳を傾けていました。

「ちょっと自信がないから、もう一回聴いていいですか?」と言ってきた子には、イヤホンを渡しました。時計を見ながら繰り返し聴いた子もいました。(カードに音源を貼り付けたものを活用)

前回の投稿でも書きましたが、鑑賞の授業では、繰り返し聴かせるための仕掛けが必要だと思います。

 

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1 件の返信 (新着順)

さっそく2回目ありがとうございます❢
私が子供の頃は、鑑賞でこのような具体的に目的を持って聞く、ということはなかったので今目からウロコです!
児童も、目的があるから、何度でも注意していこうと思うのですよね。


岩崎幸一
2024/08/24 11:02

コメントありがとうございます。
これまでは「はい、〇〇という曲を聴きましょう。」→「どんな感じがしましたか、感想を書きましょう。」という授業ばかりしていました。
ただ、音楽専科になって子どもたちに「日頃どんな音楽を聴いているの?」と尋ねたら、Jポップ、Kポップ、アニメの曲がほとんどでした。
そこで音楽の時間ぐらいは「クラシックを繰り返し聴かせてもいいのでは?」と考えるようになり、聴かせるためには、どうしたらいいか?(どんな発問をすればいいか?)を考えるようになりました。
これがベストというわけではありませんが、興味を持ってくれる子が一人でも増えたらうれしいです。