ミライシード先生ラボ

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たのけん
2024/03/13 22:29

国語科「書く」単元はオクリンク×Google Classroom!活用法を実例を元に紹介します!

3月に入ったこのクラスで、来年度に向けて色々試している私。

これまで「一斉授業」を基本にしてきたのですが、

特に今試みているのは、「協働学習」と「個別学習」の使い分け

 

 

まだまだ未熟なところがあるのが否めないですが、

どういう学習は「協働学習」で、どういう学習は「個別学習」にしていくのが良いのかということが、分かってきました

 

 

 

今回は、その中でも国語科の「書く」単元での

「オクリンク×Google Classroom」の活用方法について紹介しようと思います。

 

 

 

小学校5年生「この本、おすすめします」という、【推薦文を書く】ということをゴールにした単元での授業を例に紹介します。

 

 

 

単元構成としては、

①    推薦したい本を選び、理由も考える(紹介する相手も考える)

※今回は下級生と設定して、1~4年生のどの学年に紹介するのかまで決めました。

②   推薦文の構成(書き方)についての学習

③    下書き・清書

④    交流

 

 

という流れで、

本時は「構成(書き方)についての学習」の時間です。

 

 

 

「書き方」を学ぶためには、「書き方の工夫」と「書く内容」の2つを考える必要がありますよね。

 

 

そこで、本時の前半で「書き方の工夫」後半で「書く内容」について学習することにしました。

 

 

 

まず、「書き方の工夫」について学習します。

教科書の資料(下書きの例と清書の例の比較)を活用しながら、

「工夫」を見つけていきます。

これは、ただ見つけた工夫を箇条書きで書き出せばいいというものではなく、

工夫箇所やその効果、場合によっては解説など、

色々関連付けて意見交換していくことで深まっていくと考えています。

だからこそ、この前半はクラス全体で考え、口頭で交流しながら「なるほど~!」とか、「え?どういうこと?」なんて話し合いをしながら進めていきました。

 

そのように協働的に学習をしていく中で「書き方の工夫」について考えていきました。

 

 

そして、いよいよ授業後半。その工夫を使って何を書くのか。つまり「書く内容」

極端なことを言うと、何を書いても良いと思っています。

とにかく色々なアイデアがあって、その中から自分が「これを書いたら良さそうだ」ということを見つけられればOKかなと思いました。

教科書の「書き方の例」を見ると、最低限どんなことを書けば良いのかということがわかります。

 

そこで、オクリンクを使って、「他にも自分ならこんなこと書く!」ということを1枚のカードに箇条書きで書かせて、提出ボックスに出させます。

その後、提出ボックスを見ながら、自分の紹介文に取り入れたい項目をノートに書き出します。

こうすることで、自分一人で考えるよりも、クラス全員のアイデアをもらえるので、パワーアップしますよね。

そして、一覧が見やすいオクリンクを使うことで、交流の時短に繋がります。

 

 

ただ、気をつけないといけないのは、実際に紹介文を書き始めるのは、次の時間。

つまり、後日

だからこそ、今は「要らない」と思っていても、実際に書き始めると「余白が余ったぞ…」とか「この項目は書きづらかったな…」と、書く項目を変えることもあり得ます

 

でも、オクリンクの弱点は、

「もう一度見ようと思ったときに、そこまで開くのにめちゃくちゃ手間がかかる」ということ。

 

その問題を解決するために、提出ボックスのスクリーンショットをGoogle Classroomで「資料」としてその画像を挙げました。

 

そうすることで、後日、

いざ自分の推薦文を書くときに、Googleクラスルームを開くだけで、その一覧表を参考にして、アイデアを修正することができるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

実際、子どもたちが下書きや清書をしている際中の様子を見ていると、

Google Classroomを確認しながら進めている子が何人も居ました

※わかりにくいですが、端末の画面はGoogle Classroom内のスクショ画像資料です。

 

 

今回は5年生の国語科「この本、おすすめします」の実践で紹介しましたが、

「書く」単元ならどの単元でも

もしかしたら、この活用法を応用させれば他の教科でも使える学習スタイルかもしれません。

 

少しでもみなさんの参考になれば…と思います!

 

  ↓     ↓     ↓ 

国語科「書く」単元はオクリンク×Google Classroom!活用法を実例を元に紹介します! 

 

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2 件の返信 (新着順)
ベネッセ齋藤
2024/03/14 18:35

色々なツールをまたぐことで、協働→個人思考がスムーズに進んでいますね…!
具体的な実践共有をありがとうございます!


たのけん
2024/03/16 22:50

コメントありがとうございました✨
そう言っていただけてとても嬉しいです🍀
また、色々な単元、いろいろな教科で、誰でも応用出来そうな使い方を確立でき次第、また発信させていただきます✨

内海孝亮
2024/03/14 07:04

たのけんさん!
今週の投稿!
内容かぶった❣️
なんか嬉しい^_^

協働学習のキーはやはり交流だと思うんですよね、そこのポイントを押さえて、交流の質や時間など、ブラッシュアップする姿勢がいいなぁ!

いろいろなアプリを掛け合わせて模索していく、チャレンジしていくことすごく刺激になりました!

ありがとうございます😊


たのけん
2024/03/16 22:46

ほんとですね。内容が一緒ですね✨
私も嬉しいです🍀
私も協働学習のポイントは交流にあると思います!その交流で、いかにみんなが本気で悩めるか。そしてその悩みをみんなで共有できるか。それができたら素敵な協働学習になるのかなと思っています🍀
また今後ともよろしくお願いします\(^o^)/✨

内海孝亮
2024/03/21 18:40

悩みの共有!いい言葉だなぁー^_^