ちょいシード オクプラ!【菊池寛「形」第一場面】
こんばんは、茨城町の福住です。
アイキャッチ画像は、パワポで学習していた時のものです。パワポは便利ですが…一人ひとりのノートの机間巡視までしきれないのが悩みでもありました。
菊池寛の「形」の第一場面。
登場人物の関係性を確認するところです。登場人物のカードを用意して、縦に入れ替えしながら、立場の確認をします。
オクリンクプラスは、縦にもつなげられるようになりました!
これが、板書だったら、カードを作って切り貼りして、マグネットを貼って…ですが、オクリンクならカード作りも簡単。動かしながら全員で何度も考えました。
みんなのボードにも書き込めるので、関係性を矢印で書いたり、文章の中からキーワードを書き込んだりできます。
このボードは、全員が見ることができるので、生徒にも「みんなのボードの「関係性」のシートを見てね」と伝えれば、全員で見ることができます。
ここで気づきました‥‥
「あれ?もう板書、しなくていいのでは?ノートも書かなくても、ここでメモできている‥‥」
板書をノートに書き写す時間が短縮できたことにより、その分、グループワークの時間に充てることができます。
次のシート「第一の場面」です。
青色カードは課題です。
③の課題は難易度が高いものです。これを一人ひとりのノートを確認していたら時間がかかりますし、それ以前に、答えが分からず鉛筆がとまってしまうことが予想されます。
そこで、グループワークにしました。答えを書くピンクのカードを「複製」してもらい(複製した生徒の名前がカードにつきます)、グループで共同編集してもらいました。
グループでキーワードを書いたり、話し合ったりして、最終的にひとつの答えを作ってもらいました。
すると、三つの班が完璧な答えを発表することができました。
一つのボードで作業をしているため、他の班がどんなことを書いているかを見ることも可能です。
でもそれはカンニングとは違い、それぞれの進捗状況を確認しながらよりよい答えを出そうと、話し合いが活発になりました。
これは、個人のノート指導だけをしていたら誕生しない答えです。つまり、この短時間で、ここまでの答えができたのは、オクリンクプラスの力が発揮できたからだと確信しています。
また、共同編集が、ライブモニタリングの役目もするので、グループワークの最中にでも声掛けができました。